本機、ロール塑性加工機(ローリング転造盤)は、マルチプロセスにより複雑な形状をプレス加工するのではなく、1チャッキングのみで加工を終了させます。加工順序としては、
1.オートローダーによりワークを自動チャッキング
2.チャッキングしたワークをテールストックで加圧し挟み込む
3.ワークを両センター押しした状態で、ローラープレスにより転造(塑性加工)
4.加工終了後、プッシャーによりワークを排出し、アンローダーにて製品回収
といったプロセスになります。
サイクルタイムは、ほぼワーク転造(塑性加工)時間に依存し、オートローディング&アンローディングに要する時間は2secほどです(製品形状によりローディング時間は変化します)。
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