日本シンバン株式会社
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塑性加工機
ROLL PLASTIC PROCESS MACHINERY
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ロール塑性加工
本機は、ワークを回転させて塑性変形加工を行うロール塑性加工機(ローリング転造盤)です。 最大の特徴としては、切削加工に比べ、切粉を出さずにワークが加工可能なことです。

また、ロール塑性加工機(ローリング転造盤)独自の特徴としては、
・ローラープレスによる圧延塑性を施すため、ワーク仕上り面の表面粗さに優れている。
・他のプレス加工に比べ、ワークを回転させますので真円度精度に優れている。
といった点が上げられます。
塑性加工機
ロール塑性加工機(ローリング転造盤) - 機械仕様
A06078 A06176 A06386
加工能力 加工径範囲(φmm) 47(専用) 40〜60 100〜160
最大加工長(mm) 28(専用) 25〜35 30〜50
主軸 主軸回転数(rpm) 300〜500 500〜800 200〜500
ローラープレス 最大推力(t) 5 10
最大速度(mm/sec) 100 40 45
テールストック 最大推力(t) 10 12 30
最大速度(mm/sec) 120 80 90
プッシャー 最大推力(t) 1.2 2.0 1.2
最大速度(mm/sec) 200 85 150
制御装置 シーケンサー 三菱A1SJH
NC 三菱
MELDAS70ASL
FANUC POWER MATE i-D
オートローダー 油圧 N40SA N40SA ---
アンローダー 空圧 KT41-B NNN ---
パワーユニット 主軸電動機 5.5kW-8P 11kW-6P 15kW-8P
油圧電動機
 最大使用圧力
 容量
11kW-4P
14Mpa
56L
5.5kW-4P
5Mpa
45L
7.5kW-4P
5Mpa
55L
潤滑油ポンプ トロコイドポンプ 0.9L/min
機械寸法 所要床面寸法
W x D (mm)
3130 x 3600** 3140 x 3400** 3170 x 2900**
重量(t) 6.5*** 7*** 8.5***
*
対象ワークに依る
**
仕様により機械サイズは変更されます
***
仕様により機械重量は変更されます
概観
塑性加工機(ローリング転造盤)
塑性加工機(ローリング転造盤) 背面
塑性加工機(ローリング転造盤) 前面
塑性加工機(ローリング転造盤) 背面
加工サンプル
本機は切削加工のように切粉を出さずに、塑性変形によりワークを加工します。
回転体であるものは基本的に加工可能です。
下写真は、オルタネータープーリーの加工例になります。
中心穴に芯棒を入れて、ワーク外径部に5段プーリー溝を加工しました。
オルタネータープーリーブランク
オルタネータープーリー加工後
オルタネータープーリーブランク
オルタネータープーリー加工後
下写真は、オルタネーターワンウェイクラッチの加工例になります。
外径にプーリーベルト用深溝を、同時に、内径部にヘリカルスプライン加工を施しました。
O.D.φ47で、サイクルタイムは10secになります。
オルタネーターワンウェイクラッチブランク
オルタネーターワンウェイクラッチ加工後
オルタネーターワンウェイクラッチブランク
オルタネーターワンウェイクラッチ加工後
各部
本機、ロール塑性加工機(ローリング転造盤)は、マルチプロセスにより複雑な形状をプレス加工するのではなく、1チャッキングのみで加工を終了させます。加工順序としては、
1.オートローダーによりワークを自動チャッキング
2.チャッキングしたワークをテールストックで加圧し挟み込む
3.ワークを両センター押しした状態で、ローラープレスにより転造(塑性加工)
4.加工終了後、プッシャーによりワークを排出し、アンローダーにて製品回収
といったプロセスになります。
サイクルタイムは、ほぼワーク転造(塑性加工)時間に依存し、オートローディング&アンローディングに要する時間は2secほどです(製品形状によりローディング時間は変化します)。
テールストック
ローラープレス
テールストック
ローラープレス
下写真は、チャッキング部拡大写真になります。
転造(塑性加工)には、通常オス金型のみを使用します。
この写真の機械では、外径に1段プーリを転造するためのローラー(オス金型)がセットされています。 また同時に、内径にヘリカルスプライン加工を施すためのオス金型を、ワークチャッキング用芯棒としています。
このような内外径に同時に塑性変形をかける加工は、本機の高い剛性・長時間自動運転への信頼性により成立しています。
インシュート付近
チャック周辺
インシュート付近
チャック周辺
長時間全自動運転を可能にするために、本機には、長年の実績がその信頼性を保証する各種オートローダー・アンローダーが設置されます。
塑性加工(ローリング転造)を行うワークは、ブランクの形状からして複雑なものになることが多々あります。 当社は、ユーザー様のご要望により、各製品形状に適したオートローダー・アンローダー、各種搬送支援装置を製作いたします。
インシュート&アウトシュート
インシュート&アウトシュート
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