本機は油圧式刻印機になります。
縦打式刻印機が地面に及ぼす振動と決別する為、また既存切削加工ラインへ容易に設置可能なように、横打式刻印機になります。
切削ラインへの設置をメインターゲットとしていますので、所要床面寸法300mmx900mm(MP20B刻印機)と、圧倒的な省スペース設計となっています。
近年、外径φ40mm程度のワークのサイクルタイムは2秒台に到達しています。本機は同径の切削加工タイムに十分に追随出来る性能を持ちます。
刻印機 MPseries - 機械仕様
MP20B
MP20C
MP30C
MP40C
加工能力
加工径範囲(φmm)
30〜80
30〜100
60〜120
60〜150
最大加工長(mm)
5〜40
刻印能力
最大刻印推力(t)
21
34
44
最大移動距離(mm)
80
100
サイクルタイム(sec)
2〜5
3〜6
5〜7
6〜10
制御装置
三菱
FXシリーズ
他社
ユーザー様仕様に変更可能
*
パワーユニット
油圧電動機
圧力調整範囲
吐出量
2.2kW-4P
3〜14MPa
22cm³/rev
5.5kW-4P
3〜14MPa
35cm³/rev
機械寸法
所要床面寸法
W x D (mm)
300 x 900
**
350 x 1050
**
400 x 1800
**
500 x 1800
**
重量(kg)
550
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800
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1100
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オプション
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仕様により機械サイズは変更されます
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仕様により機械重量は変更されます
概観
刻印機 MP20B
刻印機 MP30C
刻印機 MP40C
各部
現在お使いの刻印字母を使い回し可能なよう、刻印字母ホルダーを製作いたします。
1箇所打ちから4箇所打ち等、各種ご要望通りに製作いたします。
また、現在お使いの刻印字母ホルダーを使い回し可能なよう、ホルダー取付部分に関しても御社仕様に製作いたします(標準はφ20インローが掘ってあります)。
4点打刻印字母ホルダー
2点打刻印字母ホルダー
刻印深調整は、刻印機前面に位置する刻印深調整用ダイヤルを回すだけでOKです。
刻印深調整用ダイヤルは操作盤の真下に配置されているため、直感的な操作が出来ます。
操作盤上にワーク着座確認表示機を備えているため、刻印深さ合わせようの試し打ちも安全に行えます。
刻印深調整用ダイヤル
操作盤
動作説明
1.インシュートに入ったワークを一旦待機させます。
2.アンクルによりワークを押上げて(1個定配)、刻印位置に着座させます。
MP20タイプ刻印機は、バネによりワークを着座させます。
MP30&40タイプ刻印機は、エアーシリンダーによりワークを着座させます。
3.着座確認センサーにより、ワークが刻印中心に位置しているかを確認します。
MP20インシュート
MP30インシュート
着座確認
4.油圧シリンダーが前進し、対象ワークに刻印を打ちます。
ワーク背後は対磨耗の観点より、超硬製のバッキングプレートを使用しております。
刻印後退
刻印前進
5.刻印を打たれたワークは、アンクルによりアウトシュートへ排出されます。
MP20タイプ刻印機は、次ワークによって刻印済ワークを排出します。
MP30&40タイプ刻印機は、アンクル自体によって刻印済ワークを排出します。
6.刻印済ワークが排出確認センサーをONした後、次ワークが定配されます。
MP20アウトシュート
MP30アウトシュート
